新年に 20252025年01月03日 17時29分58秒

 私のブログに訪れていただいているよいこのおじさま、おばさまへ、新年のご挨拶をさせていただきます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。しかしながら新年を迎えたとはいえ、世の中を見渡すと明るい未来が見えているわけではないように思えます。まあ、具体例を挙げて、新年早々自ら盛下がるのも不調法とはいえ、一つだけ例を挙げるなら、昔から愛用しているアップルにせよアマゾンにせよ、米国内でのGAFAM等巨大企業の支払い税率は法人税率の40%に対して10%台であり、米国外では数%にとどまるらしい(2020年の資料による。読み方間違えていたらごめんね)。要はぼろもうけするけど税金も十分払わず従業員に還元するわけでもなく、さらに儲けるためにつぎ込んでいるということか。これらの企業はきっと(根拠なしの推定です)例のディープステイトを支える資金を支えているに違いない。ま、世界のことは何を言ってもお正月にはおなじみの、所詮ごまめの歯ぎしり、流れていくのを眺めるだけであるが、それにしても寅さんがブレーンに優秀な副大統領、天下の鬼才実業家、JFKのおいごさんと、継続性にも期待を持たせながら大規模違法選挙党に打ち勝って見事返り咲きを果たしたのは、久々の明るいニュースかな。
 国内に目を向けると、国政は目を覆うばかりのありさま。上はただ総理大臣になりたいだけの輩たち、その下にいる議員は選挙さえしのげば時々政治ごっこをやってれば務まるらくちんなタレント業の類と考えているとしか思えない。国政に関与する議員はこの国の将来を担ってどういう国にしていくかを真剣に考えなくちゃならないし、地方行政に関与する首長も議員も利権を確保してちゅうちゅう吸うんじゃなくて、その地方の将来を計画するのが仕事だろう。国内の場合には、この国では幸いにも現状、選挙が機能しているので、選挙権を活かして市民も関与ができるはずだ。そもそも投票したい立候補者が皆無のような選挙区があるようでは話にならないし、選挙制度としても候補者が本当に候補者としてふさわしい資質を持っているのかどうかを判断できるような客観的な情報を公示するような仕組みが必要だろうな。まあ、古代ギリシアの昔から愚民政治のあとにくるとされているのは哲人政治だったっけ。
 最近は、地方行政で(特に私が住んでいる兵庫県では)いろいろ面白い現象が出るようになった。兵庫県知事の話は知事を誹謗するものの他はマスコミには驚くほど出てこないので、YouTubeが主な情報源だけど、私も地元なので気にはなっていた。はじめはパワハラとかおねだりの話が新聞でもTVでもそろって賑やかで、それらが嘘っぱちだなんて思いもせず、品位のない人が知事になってたんだな、くらいにしか考えなかった。元知事とその取り巻きたちが享受している利権に関する現知事との争いというのも、可能性としてはありそうな話として考えていたけど、マスコミを信じる限りはあり得ない。すべてのマスコミが裏も取らないででかでかと報道するはずがないだろう。米国の大統領選じゃあるまいし。でもあるときに、マスコミの報道は裏も取らないでなされているものかもという疑念が生じて、その時点で目からうろこだった。現知事が受けたいわれもない中傷誹謗が、私自身が今まで何度となく受けてきた体験と重なったというのもあるけど、ここではそれを言いたいわけでもないので、マスコミ側の報道でただ一つジャーナリストが書いたと言うに値する記事を紹介するにとどめる。産経新聞、大手町の片隅から、乾正人、で検索すると大手町の片隅からというコラムに書いている乾正人さんの記事のリストが出てきます。それの2024年11月15日の「兵庫県の恥」はなぜ復活したか、をご覧ください。文面はマスコミ側にはありますが、書いている内容は私が読んだマスコミ側の記事としては最も正直なものであると思っています。
 なんだか柄でもなく、政治に近い話になってしまいましたが、現代の世の中は哲学を失って拝金主義しかなくなり、それがこの世界を滅ぼそうとしているのかみたいな気がしてきて、やんぬるかなでは済みそうにもなく、あわあわと・・・。
 私のライフワークのテーマである、居酒屋はなぜビールのジョッキにビールもどきを入れて客に出すのか、に早く戻りたいものです。まあ、酒税が改訂されて、ビールの酒税だけが異常に高いという極悪な制度はもうすぐ解消されそうではありますが。